Chira Chiara|キーラキアーラ

須磨離宮公園に行ってみた梅見レポ

おでかけスポット情報|2020/04/17 posted.

こんにちは、大坂天満橋でひっそり活動中。
ハーバリウム制作体験ワークショップが人気のキーラキアーラです♪

関西梅見といえば、やっぱりまずは天神さん
京都北野天満宮もいいですし、当店の近くにある大坂天満宮梅の名所
それから別のブログでも詳細にレポさせていただいた、大阪城梅林も見事なものです。
⇒大阪城の梅林を実際に歩いてみたレポブログ

大坂京都だけでも見るべき梅は多いですが、阪神間といえば須磨離宮公園

このブログでは、風光明媚須磨梅見スポットをご紹介いたします!!

大阪から日帰り距離
風光明媚な
須磨ってこんなところ

大阪から30分ちょっとで行ける須磨は、白砂青松のビーチで有名な海辺の街
海水浴場も人気ですが、阪神間のちびっ子には「スマスイ」の愛称で知られる須磨海浜水族園の方が親しみ深いかも知れませんね。

古くは「源氏物語」の光源氏が都を離れたとき、波の音を聞きながらのわび住まいの日々を送ったりだとか、源義経が「平家物語」屈指の名シーン「鵯越の逆落とし」を決行した、一ノ谷の戦いが起きたりだとか、なにかと雅び鄙びが混在するのが土地柄なのでしょうか。

海あり山ありで空も広く、神戸や大阪へも電車で1本の須磨は、今では子育てしやすい人気の住宅地ということなのですが、明治から大正にかけては、やんごとない方々やお金持ちな方々の別荘地としても人気でした

そんな別荘のひとつが、現在「神戸市立須磨離宮公園」です。

梅の向こうに海がある
須磨離宮公園
阪神間梅見スポット

現在では市立公園ですが、もとは離宮
つまり宮内省の管理下にあった施設でした。
離宮時代にあった建築物は、戦災によって失われてしまいましたが、お庭だけはできるだけ復元されたうえで、今の上皇さまの皇太子時代に、ご成婚の記念として神戸市に下賜されたのだとか。

敷地のなかは本園植物園に分かれていますが、歩道橋で繋がっていて行き来は自由
どちらにも見どころとなる花はたくさん植わっているのですが、今回レポする梅園があるのは植物園です。

須磨離宮公園の公式HPによると、梅園の広さは約1,500㎡
それが山の斜面いっぱいに植えられた梅の木のあいだに、ぶらぶら歩きにぴったりな坂道が横たわっていて、それをのんびり登り切ったところで振り返ると、紅白の梅黄色い蝋梅の花の向こうに、須磨の青い海を見下ろすことができます。

大阪城梅林でもおなじみの白加賀など、いろいろな種類の梅を一度に楽しめるのも楽しいですし、梅の木の足元に咲き乱れていた菜の花もうららかで、気分が浮き立ちました。
どちらも同じ春に訪ね、フレッシュな印象のままにレポすると、大阪城梅林は「見渡す限りにぎっしり梅」というボリューミーさを、須磨離宮公園の梅園には「梅と空と海といろんな草木と」という取り合わせのよさを感じました。
それぞれに違った美しさがあるので、ぜひ両方とも楽しみたいですね!

須磨離宮公園は
一年を通してずっと楽しい

本園にも植物園にも、須磨離宮公園にはいろいろな花が植わっています
先ほどご紹介した梅園の斜面の下には、あじさい園がありますし、公園の顔になっている大きな噴水のある庭には、数えきれないほどのバラ初夏を待っていました。ももう咲き始めていましたし、海風に揺れていたモミジの枝を見ると、なんだかが楽しみになってきました。椿菖蒲牡丹にと、季節の主役になるような花はほかにもあるうえに、案内図には載っていないけれど、すてきな花もいろいろあるようです。

しかも須磨離宮公園でおもしろいのは、花だけではありません。

古典好きなら名勝「行平月見の松」の近くにある展望台から、光源氏のモデルとされる在原行平が眺めたのと同じを見て、須磨離宮公園のある山が「月見山」と呼ばれていることの理由を探るのもロマンがあっていいですね。

元気いっぱいのお子さんなら、山の上にあるアスレチック「子供の森」で身体を動かすのが楽しそうです。
なんでも、神戸が港湾都市なのにちなんで、冒険小説の金字塔スティーブンソンの「宝島」がモチーフになった大型遊具がそろっているそうで、外からチラッと見た感じ、大人の私でも全力で遊びたくなるスポットでした。

もっと優雅に過ごしたいなら、カフェがオススメ。
噴水を見おろす小高いところにあるレストランハウスには、がっつり食べられるレストランメニューと、ワッフルなどのスイーツを中心にしたカフェメニューがあって、どんなタイミングでも頼りになりそうです。

 

どの季節に訪れても楽しい須磨離宮公園は、大阪からも日帰り距離
詳しくは公式HPでチェックしてみてください!
⇒須磨離宮公園公式ホームページ(2020年4月のリンク)

 

ハーバリウムの制作例

当店キーラキアーラは、光を集めるオイルの中に閉じ込めて、植物の美を引き立てる観賞用植物標本としての「ハーバリウム」の普及に努めています。

⇒ハーバリウム制作体験ワークショップ
《1本/税別2,000円~》

MENU

■Search

■Archives

■Twitter