Chira Chiara|キーラキアーラ

イタリア生まれの和柄バッグをもっと詳しく!

アイテム紹介|2018/07/12 posted.
イタリア生まれの和柄バッグをもっと詳しく!
熱い太陽に照らされる地中海を見慣れているからか、南イタリア人ってなんだか情熱的で派手好み。
海の交易で栄えたシチリア島の住民は新しくてワクワクするものに敏感で、シルクロードの先に栄えたアジアのオシャレにも、伝統的に興味津々です。
そんなシチリアの大都会パレルモで生まれ育ったデザイナーモレーナも、カラフルでダイナミックな日本の伝統柄を、彼女が1人で切り盛りするバッグ工房アルキジャーナ(ARCHI・giana)》の作品に取り入れています

シチリアっ子が欲しがる和柄って?
鮮やかな自然と華やかな芸術に囲まれても、押し負けないで自分の魅力を主張できるような、個性的なアイテムが好まれるシチリア。そんなシチリアの中心都市パレルモで、生粋のパレルモっ子がパレルモっ子のためにデザインした和風バッグの第一弾がコチラ。

着物生地を使ったレザーバッグ

それだけで人目を引く和柄の側面に、ビビッドな色に染め上げたレザーを合わせる傾向が印象的ですね。この中だとおとなしそうに見えるアズキ色のハンドバッグも、風神が空を翔る側面はオリーブグリーンで、ボディとは反対色。一筋縄ではいきません。

シチリア人が日本向けに作った和柄バッグ
アルキジャーナの日本進出に際して、店頭展示のために「日本で使いやすい和柄バッグ」をコンセプトに、シチリア人と日本人のスタッフが話し合って用意されたのがコチラのアイテム。

店頭展示アイテムの画像

深みのある赤い本革クラッチは、黒い背面に赤い花の流れるなじみの良いデザイン。イタリア人が思い浮かべる赤い鳥居と赤い提灯の日本にしっくりくる、落ち着きと艶やかさが魅力です。
思い切ったホワイトと鮮やかなブルーを組み合わせたクラッチは、日本側のスタッフが特に頼んで、イタリア向けの第一弾シリーズの中で見つけた意匠を応用して作ってもらったものです。
クラッチに付属する手首に絡めるストラップは、日本向けに新しく開発してもらいました。
筒形の細長いバッグは、和柄をカジュアル普段使いしたいという願いから生まれた、スポーティ路線のアイテム。浴衣のときにも便利だと、なんとパレルモからレビューが届いていたりします。ショルダーバッグになっていて、上部がかなり大きく開くので使い勝手もいいと評判です。

日本人がシチリアに注文した和柄バッグ
ここまでのご紹介では「和柄って派手なんだ」というイメージに陥りがちですが、もちろんシック落ち着きある現代的なデザインにだってできちゃいます。

茶色のレザー×タマゴ色の和柄
こちらはキーラキアーラのお客さまに許可をいただいてご紹介させていただくアイテムです。
ちょっとしたお出かけのときに「すごく目立つわけではないけれど、持っていて楽しくなるような和風のバッグを持ちたい」という気持ちでご来店になったのだとか。
落ちつきのあるブラウンとやさしいタマゴ色を、ころんとしたシルエットのかわいい【カリーナ】モデルに組み合わせたので、お嬢さん風の穏やかな雰囲気になっていますね。

2018年10月4日:追記
現地工房での生地のストック切れのため、キモノ生地を使用したバッグの新規制作は、受付けを中止させていただいております。
なお大阪店舗には、完成品の在庫が若干数ございます。
⇒店頭展示アイテムの紹介ページ

サッパリした伝統柄のバッグも登場
続いてモレーナが新しく取り入れたのは、日本の伝統柄である青海波。飛鳥時代からずっと受け継がれてきた、縁起のいい波の模様が、海をこよなく愛するシチリアっ子の興味を引いたのでしょうか。

青海波柄の側面
着物の生地と違って、この青海波は色もコントロールすることができるので、自由度が高いのも魅力のひとつです。

懐かしい美を日常に戻したい
洋装がふだん着になって、和柄を身に着けて過ごす時間がほとんどなくなってしまった現代ですが、これまでに培われてきた美は不動のもの。遥か海のかなたのデザイナーが「それ、すごくステキじゃない!」と拾い上げたくなっちゃうくらいに現役です。
シチリアっ子にとっては目新しくて、私たちにとっては懐かしい日本の意匠を、お出かけを彩るバッグの形で、日常に戻してみちゃいませんか?

セミオーダーと展示アイテム
弊店キーラキアーラでは、主に【ボディの形】【側面のデザイン】【素材(色・本革/合皮)】などを選んで注文するセミオーダーのバッグを取り扱ています。
ご来店の際にもご説明させていただきますが、価格お届けまでの所要時間など、詳しいことはホームページのABOUTページをご参考ください

セミオーダーとは別に、上に紹介した店頭展示アイテムの販売も行っております
詳しくは個別の紹介ページをご用意していますので、気になるアイテムがあった場合には、ぜひチェックしてみてくださいね。
もちろん展示アイテムのラインナップは和柄だけに留まりませんし、セミオーダーと比べてお買い得価格になっているものもありますので、しっくりくるアイテムと巡り合えたらぜひラッキーを掴んじゃってくださいね。
⇒店頭展示アイテムの紹介ページ

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