【琵琶湖遠足】和食器屋の flatto(ﾌﾗｯﾄ) さん！

おでかけスポット情報｜2019/05/24 posted.

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キーラの日帰り旅行 in 滋賀県
目的地：和食器の「flatto(ﾌﾗｯﾄ)」さん

お店の方「今日はどちらまで？」
岩崎さん「今日はこちらまで！」

緑豊かな琵琶湖の西岸、北比良(きたひら)。
青いドアと白い壁のかわいい一軒家風のギャラリーで、店主ご夫妻が目をぱちくりされたときの、微笑ましい光景が思い出されて、今からでもにやーっとしてしまいます。大阪天満橋のセレクトショップ Chira Chiara(ｷｰﾗｷｱｰﾗ) のスタッフが、滋賀県にまで遊びに行くとなると、ちょっと気合いが必要になってきます。
滋賀県で気合いを入れて遊ぶなら、まずは琵琶湖。

日本最大の面積と貯水量を誇る、世界で4番目に古い湖は、京阪神の水がめであり、貴重な動植物のゆりかご。水運の要として、日本の東西を繋いできた要衝。政治に戦に生産活動にと、常に歴史の舞台になってきた鳰の海……！

文学や寺社仏閣、アクティビティーのお話などを始めてしまうと、収拾がつかなくなるので切り上げますが、とにかく琵琶湖は面白い。
先ほど地名を挙げた北比良が、別荘地として人気なの納得です。

では、そんな琵琶湖になにをしに行ったのか？
和食器を買いに行ってきました！

ゆったり観賞ゆっくり堪能
お店でするお買い物の魅力を再確認

お邪魔した flatto(ﾌﾗｯﾄ) さんは、和食器のセレクトショップです。

取り扱っていらっしゃるアイテムについては、公式通販サイトでもチェックできるのですが、今回は flatto(ﾌﾗｯﾄ) さんの店舗の魅力を語らずには、通販サイトのURLを載せるわけにはいきません。
今すぐにショッピングに移られる場合には、このままびゅーんとページをスクロールしてください。お時間があるならば、引き続きお付き合いください。

お店があるのは北比良。
交通手段は車が便利ですが、最寄り駅はJR湖西線の近江舞子駅になるはずです。
近江舞子水泳場があったり、浮世絵師の歌川広重が、名所絵の連作『近江八景』で題材にした「北比良暮雪」に描いた山々があったりして、風光明媚なところでした。

アウトドアの聖地みたいになっている滋賀県に、ショップで溢れる大阪から遊びに来た目的が「お皿を買いに来ました！」では、当の flatto(ﾌﾗｯﾄ) さんが驚かれたのも、ちょっと分かっちゃう気がします。
ですが、このお店はオンリーワン。
わざわざ車を出すだけの価値があるのです。

こじんまりした店内に、広々と空間をとって、盛りだくさんでディスプレイされた手作りの食器たちは、柔らかな電灯や窓からそそぐ自然光に照らされて、どれも居心地良さそうに並んでいる印象でした。
テーブルの上に広げてあったり、食器棚のなかに重ねられていたり、さりげない感じで陳列してあるので、ふと「家に持って帰ったら、どんな風に馴染んでくれるだろう…」と、穏やかな期待をかき立てられました。

気取らない雰囲気が醸し出されているので、肩の力を抜いて、ひとつひとつのアイテムが持っている表情に至るまで、じっくりと観察しながらショッピングを楽しむことができました。
百貨店に並んだり、レストランで使われたりするような焼き物を、こんなにゆっくり眺められる場所って、ほかに見当たらないような気がします。

お店の方々も、すごく親切。
販売中のアイテムや、作家さんについての情報はもちろん、入荷予定についての見通しなども、明らかになっている範囲で教えてくださったので、お買い物を急かさせるような圧迫感はかけらもありませんでした。
一期一会の巡り合わせを楽しむ様子は、まるで茶の湯。
※ショッピングの様子について語っています。

また、近隣に点在している隠れ家的なショップや、北比良暮らしのなかで見かけるサルやシカなどの野生動物についてまで、都会暮らしに疲れた精神に染みわたる別荘地トークを提供していただいちゃいました。
個人的には、アンティークのレジを触らせていただけたことに、すごく感動しました。アニメ映画の「魔女の宅急便」に登場しそうな雰囲気のもので、がっちゃんと動く機械の感触が、最高に楽しかったです。ありがとうございました。

実店舗と通販サイトの運営の関係などから、お休みがちょっと分かりにくいとのこと。
滋賀までドライブしてみたくなった方は、ぜひ営業日をご確認の上で、琵琶湖を渡って山を駆け上る風のなかにある、和食器のセレクトショップ「Flatto(ﾌﾗｯﾄ)」さんに、遊びに行ってみて下さいね♪