Chira Chiara|キーラキアーラ

イタリア旅行レポ3:旅の準備(持ち物)編

スタッフの旅レポ|2017/09/19 posted.

Ciao!!
天満橋でひっそりオープン。
手作り&セミオーダーのイタリアン・バッグを取り扱う Chira Chiara(キーラキアーラ) のスタッフこけちゃんが、第三段にして、まだ日本でぐずぐずしているノンビリな旅レポをお届け中です。

個人旅行で行くゆったり旅の持ち物について、今回は考えてみましょう!

荷造りってややこしいですよね。
小学生時代に「宿題よりも時間割を合わせるほうがキライ」と宣言し、忘れ物を連発して周囲の大人を悩ませていたという過去があるので、旅の準備はいつだって気が重いスタッフこけちゃんだからこそ、ここは一本みなさまの気が楽になるようなブログを書けるはず…では始めましょう。

・持ち物を重量度で分けてみる

海外旅行って荷物がふくれがち。
いろんなモノが膨らみ過ぎたカップケーキのように、スーツケースからあふれ出ているようでは、荷物の奔流へと立ち向かえる気がしませんよね。
それはチョットくじけるので、まずは持ち物を重要度で分けておきましょう。

1.命綱級に大事なアイテム

・パスポート(セキュリティポーチに入れておく)
・海外旅行保険保険証
・航空券
・現金やカード類
・旅のしおり

言い換えると「失くすとヤバいものシリーズ」です。
パスポートなどは何枚かコピーをとって、スーツケースや手持ちのバッグなどのそれぞれに入れておくといいでしょう。

お金の管理は大事ですよね。
あっちこっちに分散して持てるように、お財布や封筒に分けておくといいと思います。キーラのスタッフはいつも空港で、最初の街でかかるお金(宿代や食費、空港から市内への交通費など)を両替しておいて、あとは現地のATMから国際キャッシュカード/プリペイドカードで引き出すようにしています。

旅のしおりについてですが、前回の旅レポでもご紹介したように、旅行中に必要な情報をまとめた紙(ノートやプリント)を作っておくことをオススメします。
トラブルに備えて、在イタリア日本大使館/領事館や、利用する旅行会社、カード会社などの緊急連絡先を控えておくほか、滞在する宿泊施設の情報、日本で調べられた限りの交通情報も書き留めておきましょう。
イタリアのホテルにあるWi-Fiは、日本のものほど良くない場合がほとんどですし、電子機器と違って紙は少しくらい濡れたって大丈夫。頼りになりますよ。

スーツケース

ロストバゲージに備えて、トランクの写真を撮っておくのもGood!

 

Wifiの時間制限付きパスワード。ホテルのインターネット事情はそれぞれです。

 

 

2.いざっていう時のアイテム

・常備薬
・パスポートのコピー
・非常食
・ペットボトルの飲み物

こちらは「具合が悪くなったときに欲しいものシリーズ」
ホテルから出たくないとき、栄養・水分補給で心配しなくていいのって救われるんですよ…(経験談)。

3.暮らしで使うアイテム

・スーツケース(ベルトもあるとGood)
・身だしなみセット(お風呂・歯磨き・お化粧)
・日焼け止め
・バスタオル
・生理用品
・着替え(下着・普段着・おでかけ着)
・パジャマ
・電源プラグの変換アダプター
・海外用ドライヤー(念のため程度)
・スリッパ(飛行機用やビーサンでOK)

このあたりは「ホテルで過ごすときのアイテム」ですね。
スーツケースをクローゼットに見立てて、旅程表を見ながら「この日の朝にコレを着て…夜の間に手洗いしておいた下着をしまって…」と、出し入れしそうなものを考えてみるとやりやすいかも。あとは、ふだんの生活で使っている家のものを観察して、小分けしたり新しいものを買い足したりしちゃいましょう。
ドライヤーやタオル類は宿泊先が用意してくれていることが多いですが、念のため。アパートメントなどの場合は、お掃除やリネンの交換のサービスがないこともあるので、洗い替えに役立ったりします。
多くの場合、ホテルでもスリッパは用意されないため、靴下を脱いでリラックスできる室内履きがあると、お風呂上りなんかに役に立ちますよ! キーラのスタッフのホテルでの足元事情としましては、飛行機用のスリッパ派とビーチサンダル派の2タイプがいます。

そしてイタリアは日差しが強いので、ふだん使わない方でも日焼け止めを持っていかれることを強くオススメします。
身支度のときに塗るので、コチラの項目に書きましたが、下の項目にあるサングラス(紫外線カット!)とともに、冬でも持っていきたいところです。

4.観光で使うアイテム

・街歩きバッグ
・お財布
・帽子/サングラス
・運動靴
・腕時計
・カメラ/スマホ(と充電器)

街歩きバッグは、できたら肩掛けカバン。しっかり閉じるチャックが付いていると理想的です。
リュックサックは視界から出てしまうので、混雑の予想されるところでは望ましくありません。使うのなら、リュックの貴重品をいれるところをロックできる、小さめの南京錠を持っておくべきでしょう。見えるところに付けておけば「私、警戒してるから!」というアピールになります。
お財布はいくつかあると良いですよね。安心のために。
出かけるときには運動靴を! ヒールの高い靴はやめましょう。イタリアは石畳の道も多いし、エレベーターやエスカレーターのない観光施設だらけ。クッション性のあるゴムの靴底を発明した人と握手したくなりますよ。

 

 

シラクーサの野外劇場へ

シラクーサの野外劇場のあたりは、土の坂道も。

 

急な階段

パレルモのある博物館の出口は、急な階段の先でした。

 

5.あると便利なグッズ

・飛行機で使うアイテム
(耳栓・アイマスク・スリッパ・ネックピロー・目薬など)
・水に流せるティッシュ
・輪ゴムやジップロック
・虫よけ
・エコバッグ
・南京錠付きのワイヤー
・学生証
・小さな刃物(ハサミや爪切り)

イタリア旅行でびっくりするのが…トイレ
便座がなくって空気イス状態のことも多いくらいなので、紙がないなんて日常茶飯事カギがないこともたまーにあるので、ふつうなら荷物をロックするセキュリティ・ワイヤーで個室のドアをロックしたこともあります。
夏はけっこうに悩まされる街もあるので、虫よけスプレーも役に立ちます。
スーパーなどでお買い物をするときには、エコバッグがお役立ち。レジ袋にもちょっとお金がかかるので、何回もお買い物へ行くような旅程なら重宝すると思います。最初のスーパーで買ったレジ袋を使いまわしてもOK。違う店のやつを使っても、文句なんて言われませんし、何回か使うことが想定されているのか、日本のより丈夫にできてる気がします。

ローマのナヴォーナ広場

ローマは坂道と石畳の道がいっぱい。

荷造りってけっこうエネルギーを使っちゃいますけど、じぶんにとって必要なものを考えていると、なんだか「わたしってこんな人だったんだな」ってシミジミしちゃったりしますよね。旅の仲間と「アレは私が準備しておくね」「じゃあコレは私が持ってくわ」なんて、いっしょに頭を悩ませるのも、楽しいものです。

お薬や日本のふわふわしたティッシュなどは難しいですが、とちゅうで靴下が足りなくなったって、イタリアで買えるから大丈夫。かさばるお洋服などは必要最低限にして、現地の気候にあわせてショッピングを楽しんじゃうのもステキです。
どうぞ気張らず、じぶんがどんなモノを必要とする人なのかをじっくり考えてみてくださいね!!

 

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