Chira Chiara|キーラキアーラ

イタリア旅レポ7:カターニアのお宿選び

スタッフの旅レポ|2018/04/05 posted.

旅レポ第七弾にして、ようやくイタリアらしくなってまいります。
大阪からシチリアへセミオーダーの革バッグを注文できちゃうお店【Chira Chiara】のオープン準備旅行を、これから個人旅行に挑戦したい方向けに「こんな感じやで!」と報告しちゃうシリーズです!!

最初のお宿は機能性重視がオススメ
キーラスタッフの旅行は、基本的に小さなお宿を泊まり歩くスタイル。
さすが観光大国のイタリア。個性的なホテルやB&B(ベッド&ブレックファスト)がたくさんあるので、チェーンのホテルに泊まるのがもったいない気がしてくるんですよね。
いろんなホテルがあるということは、価格帯もいろいろ。いわゆる安宿っていうものにも事欠きません。

なんですけど、最初の宿泊先は手堅く選ぶのがオススメ。
個性や価格で選ぶとツラいかも。

・到着時刻の問題
今回の旅行で、私たちが最初の宿泊地カターニアに到着したのが、夜の19:20過ぎ。夏なのでまだ太陽は暑かったのですが、夜は夜。
個人経営の小さなお宿の多くは、すでにチェックインの受付時間を過ぎてしまっています。予約の時点でお宿のルールをしっかり確認しておかないと、ホテルに入れないという事態もあり得ます。

・移動にかかる労力の問題
また、大きな荷物を引きずって歩くのも大変ですし、空港からの移動を考慮すれば立地も限られてきますよね。
長時間のフライトで疲れ切っていることも見こされますから、ホテル選びをしている間は、「この時の私は疲れてるぞ」と意識しておくのがオススメです。

とにかく最初のお宿は、楽できそうなホテルを選ぶのが無難なのではないでしょうか。

最初のお宿は安心の有名ホテルでもよかったんですが、観光スポットに歩いてアクセスできる旧市街の真ん中に、条件にピッタリあうホテルが見つかったので飛びついちゃいました。

・言語の問題
世界中に支店のある大手ホテルが一番手堅いと思うので、初個人旅行の最初のお宿を選ぶ場合には、そちらをオススメしておきます。
イタリアは日本と同じくらいには英語が通じますが、小さなホテルではオーナーさんの得意不得意の問題で対応できる言語に制限がある可能性があります。「イタリア語と英語」に対応していることが多いですが、なかには「イタリア語のみ」「イタリア語とドイツ語orフランス語orスペイン語」という場合もあります。
個人経営のお宿を選ぶ場合には、対応言語のチェックをお忘れなく!

・泊まった部屋はこんな感じ

3階だったか4階だったかの、快適な角部屋をいただきました。

【キーラスタッフがこだわった条件】
- フロントが24時間対応
- 交通の便が良い
⇒ 間違いなくチェックインできる
- エレベーターが付いている
⇒ ないホテルも多いので要チェック
- エアコンが付いている
- 禁煙
⇒ ぐっすり眠れる
- 近くに軽食を取れる場所がある
⇒ 夕食で苦労しない

 残念ながらエトナ山に登る時間がないことは分かっていたので、せめて遠くからでも見えないかなぁ~と地図と睨めっこしてみたのですが、部屋からとは言わなくとも、朝ごはんのときに毎日使うホールからこんなにクッキリと見られて、嬉しかったです!!

・ホテル選びの基準をどうするか
どんな旅行をしたいかで、どんなお宿を選ぶのかは変わってくるので、避けた方がいい宿泊先の条件というのは人によって違います。ですが、基本的には治安の良さそうなところを選ぶのが最優先。最近はストリートビューなどもありますので、目星をつけたホテルがどんな雰囲気の地区にあるのかは、あらかじめ検討を付けておくのがGood。初めての景色にドキッとする感動よりも、身の安全を確保することを選びましょう。

駅の近くは要注意
ローマのテルミニ駅のような大きな駅なら、周りに旅行者向けホテル街があって賑やかですが、ちょっと田舎だと駅の周りが寂しいところも多いのがイタリア。行き場のないような人が溜まることもあります。観光に便利なところに宿を取って、タクシーで乗り付けちゃった方が快適かも。

旅行中、体力が続かなくなることもありますから、手軽に食べ物にありつけそうな立地というのも、実はけっこう嬉しいもの。イタリアには軽食を扱うバール(※1)というジャンルのお店があるので、ぜひ活用してみてください。遠足に嬉しいペットボトルのお水やパニーノ(サンドイッチ)もここで暢達できちゃいます。
※1:イタリアの街中にあるBARは、日本語の「バー」ではありません。「バール」と読んで、主にエスプレッソ・コーヒーを楽しむところ。サンドイッチや生絞りのオレンジジュース、菓子パンなどが置いてあります。基本的にスタンド式。トイレ休憩にもオススメ。使い方などは、いつか記事にできたらと思います。

こんな感じでまずホテル選びの「基準」を考えてから、そこに該当するホテルに「条件」を重ねていって、最終的に旅の拠点を決めるといいんじゃないかなって思います!

・キーラスタッフ過去の失敗例
今回のお宿選びはエクセレントだったスタッフこけちゃんですが、もちろん身に覚えのある失敗は数知れず…。なかでも酷かったのは、秋のボローニャ旅行ですかね…。
9月はイタリアの新学期、ボローニャは大学都市。
テンションの上がった大学生たちが、日本の大学でいう新歓のノリで騒いでいる大学地区にお宿を取ってしまったので、さぁ大変。広場に機材を出してクラブみたいに音楽をガンガン流す若者のうるさいことと言ったら!!! 飛行機で使っていた耳栓をしていても、うるさくって眠れなかったです。
あと、クーラーやエレベーターの有無を事前に調べるようになるまでにも、何回か失敗しています。5階までスーツケースを運ぶのはツライですよね。

と、まぁお宿の話はこのくらいにしましょう。
次回からはやっと観光のお話ができるはずですので、乞うご期待!

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